2013年4月11日木曜日

神戸大生のUSJ迷惑行為に大学が謝罪会見する意味不明


2013年 04月 10日
神戸大生のUSJ迷惑行為に大学が謝罪会見する意味不明
http://kasakoblog.exblog.jp/20182319/

なぜ大学が会見開いて、申し訳ありませんと、
マスコミの前で謝らなければならないのか?
そんな筋違いの責任転嫁、過保護な社会だから、
迷惑行為や犯罪行為を平然とするバカが横行するのだろうし、
やったところで何の反省もなく、
また同様な迷惑行為や犯罪行為を繰り返すのではないか。

神戸大学の男子学生が、
テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、
何度となく迷惑行為を繰り返していたことで、
大学が会見を開き、申し訳ないと謝っている。
実に不思議な光景だ。

例えば大学の部活動中やサークル活動中、
未成年なのに酒飲んだとか、
飲酒強要して他の学生を殺してしまったとか、
集団で学内でいじめをしたとか、
そういうことであれば、
いくばくかの学校の管理責任、指導不足もあり、
学校側が謝らなければならないかもしれない。

でも今回のはそんなのと違う。
バカな学生がプライベートな時間に、
勝手に何度も迷惑行為を繰り返していたという話だ。
そこまでの管理責任を大学が追う必要があるのだろうか?
というかそもそも大学は、
学生の生活指導をするための学校ではないだろう。
でも学生当人が謝罪会見に出ることはなく、
こういってはなんだが、「何の責任もない」はずの、
大学のおえらいさんが出てきて、
このバカな学生に謝る会見が普通に行われ、
それが当たり前だと思われている日本社会はおかしいんじゃないか。

むしろ大学が怒りの会見を開くならわかる。
今回の迷惑行為のせいで大学の名誉を棄損されて、
他の在学生やOBにも大変な迷惑をかけ、
大学のイメージを著しく損なう行為を行ったため、
即刻退学処分にしてこの学生を訴えるとかいうならわかる。

だって、マスコミ報道はひたすら「神戸大生」。
まるで神戸大生すべてが悪いような、
そんなイメージを与えかねない報道の仕方をしている。
なぜならマスコミは、
アルジェリアで殺されてしまった日本人被害者は、
被害者遺族が嫌だといっても、
実名報道が社会的使命だといって、
実名をさらすわけだけど、
19歳の未成年ともなれば、腰がひけて、実名報道はせず、
ひたすら「神戸大生」と連呼する。
こんなふざけた報道はない。

そういえば桜宮高校体罰教師事件の時も不思議だった。
学校のお偉いさんが顔も名前も出してひたすら謝っているのに、
体罰をした教師が会見にも出てこないし、
当初は実名報道すらされなかった。
もちろんこの場合は、学校のお偉いさんの監督責任はあるせよ、
なぜ監督責任のあるお偉いさんだけ顔と名前がさらされるのに、
悪事を働いた当人が顔も名前も出ず、
謝罪会見にすら出てこないのか。

それでほとぼりがさめてから、
NHKに涙の謝罪インタビューとかしたって、
はあ?って話でしょう。
本当に謝罪する気持ちがあるなら、
はじめから自分で出てくればいいわけだ。

体罰教師にせよ迷惑学生にせよ、
悪事を働いた当人はなぜか手厚く守られ、
神戸大のように大学に、
監督責任がある範囲とは思えない事象についても、
代わりに謝ってあげるって、
そんなおかしなことしているから、
そんな過保護なことしているから、
バカな人間が育ち、つけあがるんだと思う。

19歳になる大学生のやったことなんだから、
大学は学生をかばって謝ってあげるんじゃなく、
他の在学生を守るために、
断固とした態度をとるべきだ。

USJんしてもなんでこんなに何度も迷惑行為していた学生を、
もっと早い段階で厳しい処置をとらなかったのだろうか。
いや、もしかしたらそういう措置をしていたのに、
学生が無視したのかもしれないけれど、
今回のことがはじめでてはなく、
以前から何度も迷惑行為されているなら、
断固として入園拒否して叩き出すべきだ。
それは他のお客さんを守るためでもある。

なんとなく社会全体に犯罪者や加害者に甘い風潮がある。
やったもん勝ちみたいになっている。
早い段階で厳しく叱るなり罰則を与えないと、
バカはつけあがるに決まっている。
優しく言えばわかってくれるなんて大間違いだ。

ただそういう社会のおかしな甘さが反動となって、
ネットによる制裁は逆にエスカレートしている。

ヤフーの検索画面で「神戸大学 USJ」と入れただけで、
「神戸大学 USJ 岡本尚也」とすぐ検索ワードが自動的に表示されるし、
さらに驚いたのは、次に検索されているのが、
「神戸大学 USJ 岡本尚也 彼女」というワードだ。
迷惑行為に関係があるかどうかはわからない彼女までもが、
画像やら名前やら勤め先やら調べられてしまう。
まして今やSNSなんて便利なものがあるから、
こういうことがあった時に、
いろいろな個人情報を暴くのは実に簡単になっている。

迷惑行為・犯罪行為をした当人に、
社会としてしかるべき厳罰に処さないと、
制裁に不満な人たちがいかようにでも、
ネットで調べ上げて、私刑を講じることができてしまう。

大学生の迷惑行為を大学が代わりに謝ってあげるという、
そんなおかしな対応が当たり前になっているからこそ、
バカな学生がいっぱい出てくるのだと思う。

※そういえば偶然、昨日NHKで「フラッシュモブ」の特集をやっていた。
ネットで呼びかけ、いろんな人を集めて、
リアル社会で意味不明な行動をし、
社会を驚かすというものだ。

そういえばこの大学生らは、
アトラクションに乗りながら、
上半身裸で腕組みしたりしていたらしく、
「人と違うことをして目立ちたかった」
ということらしいのだが、
ふと昨日「フラッシュモブ」を見て感じた違和感と、
この迷惑行為の境界線ってきわどいなと思った。

・吉祥寺の路上で何の罪もない女性を殺した、
18歳の「少年」と17歳のルーマニア人の顔写真および実名を、
7日発売の「週刊新潮」(新潮社)が掲載
「被害者の実名報道を重視する旧来メディア。加害者の実名報道するのは週刊誌ぐらい」
http://kasakoblog.exblog.jp/19905767

・体罰教師を実名で報じず、テロ被害者を実名報道する腐れメディア
http://kasakoblog.exblog.jp/19665007/

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