2013年3月29日金曜日

桜は中国原産でホント!?宋代に伝来、花見文化と共に中国へ“逆輸入” 記事


桜は中国原産でホント!?宋代に伝来、花見文化と共に中国へ“逆輸入”―中国報道
http://news.livedoor.com/article/detail/7536044/

毎日中国経済2013年03月26日21時03分

日本の桜に関する権威ある著書「桜大鑑」には、「桜は中国原産で日本に広がった」との記述がある。中国科学院武漢植物園の張忠慧氏によると、最初の桜は山桜と野生の桜をはじめとする中国桜だ。宋代に日本に渡り、改良されて現在のような日本の桜になった。長江日報が伝えた。

中国の桜と日本の桜の大きな違いは花びらにある。日本の桜の花びらが千重であるのに対して、野生の桜と山桜は一重咲きだ。また日本の桜の花びらは厚いが、野生の桜、山桜は薄く、木の寿命も短い。野生の桜と山桜の開花期は20日以上で、日本の桜より1週間ほど長い。

中国原産の桜がなぜ、日本の象徴となったのか? 専門家の張艶芳氏は、「長期的な文化の差異の結果だ」と指摘する。中国では長く、桜は他の花のようによく知られる存在ではなかった。中国人は富貴を象徴する牡丹、品格を象徴する梅が大好きだ。これに対し、日本人は武士道の精神に似合う桜を好むようになったという。

張艶芳氏は「中国の桜が日本原産だというのは間違った言い方だ」と指摘。「中国の古典詩文の中にも桜に関する記載がある。例えば中国の著名な詩人、白居易の詩の中に、桜が満開になったという様子がみられる」と説明した。
桜が日本の国の花として扱われるようになり、花見文化が興り、桜は日本の象徴として中国に逆輸入されるようになった。
(編集翻訳 恩田有紀)

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