2013年3月12日火曜日

震災で日本人に助けられた中国人研修生、再び被災地へ 「戻らなければ後悔」


震災で日本人に助けられた中国人研修生、再び被災地へ 「戻らなければ後悔」
http://news.livedoor.com/article/detail/7487440/

毎日中国経済
2013年03月11日12時16分

【新華網】11日で東日本大震災から2年を迎えた。津波に見舞われた際、当時55歳だった宮城県の佐藤水産(株)の佐藤充専務は、20人の中国人研修生を安全な場所に非難させたが、自分と家族は津波に飲まれて亡くなった。約1年後の12年2月、助けられた中国人女性研修生らは宮城県女川町に戻り、被災地の住民らを感動させた。新華僑報が伝えた。


新華僑報が日本メディアの報道を引用して伝えたところによると、遼寧省大連出身の王聡さん、張如意さん、王麗娜さんの3人の女性研修生は震災の約半年前に宮城県を訪れ、水産加工業者の高政で働き始めた。11年3月11日、高政で働く王聡さんら14人の中国人研修生は津波が襲ってくる前に会社のバスで避難所に送られ、全く知らない日本人男性がそこで彼女らの面倒を見てくれ、簡単な中国語で彼女らの不安を取り除いた。そして別の若い日本人男性がインターネットで彼女の家族と連絡を取り、「無事」だと伝えた。宮城県女川町では津波被害者が800余人に達したが、中国から来た多くの研修生は無事だった。
11年3月末、中国人研修生はみな帰国した。その半年後、高政は生産を再開し、中国にいる研修生らと連絡を取ってみた。当時、張如意さんは大連市で衣料品の販売に従事していた。彼女の母親は「地震が再発する可能性がある」、「放射性物質が危ない」などの理由で娘が日本に戻ることに反対したが、彼女はそれでも高政に戻った。「今行かなければ後悔する。後悔の念を残したくない」と彼女は話した。


(翻訳 劉英/編集翻訳 伊藤亜美)

0 件のコメント:

コメントを投稿